費用の相場と内訳
同じ「駆除」でも、内容が違えば金額も違います。比べるのは金額ではなく内訳です。
費用が決まる要素
この5つで金額が決まる
①種類。スズメバチとアシナガバチでは危険度が違います。
②場所。手が届くか、高所か、屋根裏・壁の中か。ここが最も効きます。
③規模。巣の大きさ、被害の範囲、生息数。
④作業の内容。駆除だけか、侵入口を塞ぐ作業・清掃・消毒まで含むか。
⑤再発保証の有無と期間。
④が金額差の正体であることが多い。「駆除のみ」と「駆除+封鎖+消毒」を並べて安いほうを選ぶのは、比較になっていません。
見積もりの内訳
見積もりを取ったら、次の項目に分かれているか確認してください。
・調査費(無料か有料か)
・駆除・作業費
・薬剤費
・高所作業費・足場代
・侵入口の封鎖費
・清掃・消毒費
・廃棄物の処理費
・出張費
・保証の内容と期間
「一式 〇〇円」だけの見積もりは、あとから追加が出る余地が大きいと考えたほうが安全です。項目ごとに出してもらってください。
そして、2社以上から取るのが基本です。緊急性が高い場合でも、可能なら比べてください。
項目ごとの見積もりを無料で依頼する
現地調査は無料の場合があります。作業内容と保証をご確認ください。
- 現地調査・見積もりは無料の場合があります
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 費用は状況・地域により異なります
安い見積もりの読み方
安いこと自体は問題ではありません。何が含まれていないかを確認すれば判断できます。
確認する質問:
・「この金額に、侵入口を塞ぐ作業は含まれますか」(ネズミ・コウモリでは必須)
・「作業後に追加費用が発生する条件はありますか」
・「再発した場合の対応はどうなりますか」
・「作業は何名で、どのくらいの時間かかりますか」
・「使う薬剤について、子どもやペットへの影響を教えてください」
これらに具体的に答えられない業者は、その時点で候補から外して構いません。説明の質は、作業の質とある程度相関します。
また、その場で契約を迫られた場合は、いったん保留にしてください。訪問販売にあたる場合、クーリング・オフの対象になることがあります。判断に迷うときは、消費生活センター(消費者ホットライン 188)に相談できます。
保険・自治体の補助
知られていませんが、費用を軽減できる場合があります。
①火災保険。害獣による建物の損傷が、契約内容によっては補償の対象になることがあります。ただし「駆除費用」そのものは対象外のことが多く、あくまで損傷の修復が対象です。契約内容を確認してください。
②自治体の補助・貸出。市区町村によって、ハチの巣の駆除費用の一部を補助する制度や、防護服・捕獲器の貸出を行っている場合があります。まず自治体に問い合わせる価値があります。
③賃貸の場合。建物の構造に起因するものは、貸主の負担になることがあります。自分で手配する前に、管理会社に連絡してください。先に自分で払ってしまうと、あとから請求しにくくなります。
③は特に重要です。賃貸に住んでいるなら、まず管理会社。これが最初の連絡先です。
→ 予防と再発防止